《Sk園田智代子》の印刷データ
《Sk園田智代子》の効果値を上方修正した印刷データを配布します。
この画像を保存してセブンイレブンのプリントサービス(ネットプリント)でL版印刷し、真ん中で切るとカードとほぼ同一サイズになります。もちろん裏面はフォト用紙なのでスリーブに入れて遊ばないといけませんが、用紙が堅めなので違和感なく遊べると思います。色合いはだいぶずれてしまいますが、そこはご容赦ください。
(環境によっては自動リサイズされてしまうかもしれません。その場合はこちらのリンク先のファイルを直接ダウンロードしてください。横1370pxが正しいサイズです)
セブンイレブンのプリントだと外周が少し切れるようで、そのため外周を多少広げています。もし他のプリント機で印刷される場合は、その部分が変わるかも知れません。
もし角を丸くするコーナーパンチを持っているのであれば、3mm径(かどまるPROのSサイズ)でカットするとちょうどよいです。
スリーブ無し派の方で差し替えてみたい方は、申し訳ありませんが拡張セットの販売開始をお待ちください。
拡張セットへの収録について
今年2019年9月のリリースを予定している『28355!』拡張セットではストレイライトのカードに加え、「条件:VoDaVi全て編成 – VoDaVi+5」の《Sk園田智代子》を収録します。
(画像の左の智代子)
+6の方も収録するかどうかは未定です。
→【2019/07/31追記】+6の方も収録することになりました。
遊び方
この新ちょこ先輩カードはゲームの準備段階で既存カードと差し替えます。使わなかった方のカードはゲーム中には使用しません。
注意点として、この新しいカードは基本セットに含まれている《Sk園田智代子》を廃止し上書きするものではありません。エラッタではなくバリエーションのひとつとお考えください。もちろん、2枚とも混ぜてはいけません。
基本的には、
- 2人戦、3人戦…「+4」智代子
- 4人戦、5人戦…「+5」智代子
にするとバランスが良いようです。印刷データには「+6」の智代子も用意してありますが、これは5人戦の時にまだ足りないと感じた時に差し替えると良いかも知れないし強すぎるかも知れません。つまりまだテストしていません。
5人戦時には元々のデメリットである「ジャンル全種を編成」に加えて、ドラフトで手札の5枚から1枚しか得られないというルール上の制限もかかります。
(4人戦ではラスト1枚として初めに見た5枚のうちの1枚が帰ってきます)
これらの見返りとして「+6」くらいは上げてよいような気もしたため、一応印刷データとして用意してみました。4人戦以下ではさすがにオーバーパワーだと思います。
上方修正の理由
《Sk園田智代子》は全ジャンル+4と派手な効果を持っていますが、その条件としてVo/Da/Viカードを全て編成に組み込まねばなりません。つまり《Sk園田智代子》を「カード2枚消費で+4」という効果のカードと見なせるということです。
(必須3ジャンル3枚のうち1つはプロデュースアイドルかそれと同じジャンルのため)
同じ表現で言えば、アンティーカのSkは「カード1枚消費で+4」です。条件で裏向きにする1枚は大抵は審査ジャンルと別ジャンルのカードなので、編成のパワーを下げずにほぼデメリット無しで+4の補正値を得られます。
それと比較すると、《Sk園田智代子》は「審査ジャンル以外の2ジャンルをそれぞれ1枚以上組み込む」というアンティーカ以上にきつい条件で、得られる補正値はそのアンティーカと同じとなっています。
元々《Sk園田智代子》はテストプレイ時には全ジャンル+5でしたが、テストでは強かったため+4に下げたという経緯があります。また、ドラフトというシステムの都合上1つの編成が1色にまとまることは少ないはずで、であればこの補正値+4に全ジャンル補正という強力な効果に対する条件「全ジャンル編成」はある程度自然に達成でき、アンティーカの様に裏向きにしないのでリンクも妨げず、総合的にはアンティーカより少しだけきつい難易度設定になるだろうと見込んでいました。
しかし実際にリリースしてみたところ、「条件がきついわりに補正が少ない」「使いづらい」という意見を多く(数件ですが、リリースに対する反応中の割合としては十分多い)頂きました。
智代子の強みは言うまでも無く「全ジャンルに加算される」という所にあります。どのジャンル審査に出ても働くので流行の変化に強く、同じく流行に左右されない《Sk白瀬咲耶》や《Sk杜野凛世》とも相性が良く、使いづらいが使いこなせば便利というポジションを狙っていました。
ところが実戦では流行に合わせて『チェンジ』で別のジャンルに切り替えても大抵誰かがそのジャンルに注力していて、それらの生み出す発揮値に対抗するには+4では小さかったようです。単色で見たカードパワーはイルミネと同じ計算でしたが、こちらの想定ほどドラフトではジャンルは偏らず、条件のデメリットのみが目立つ構造になってしまいました。
何度も遊んでいると、弱いと感じるのは4人戦の時で3人戦や2人戦の時は+4でも問題無く機能していることがわかりました。どうやらこの効果は、プレイヤー人数の影響を強く受けるようです。
流行1位をフルパワーで競い合う時に編成するカードでは無く、他のプレイヤーが注力していないジャンルをうまく抑えるためのカードなので、確かに人数が多ければそれだけ運用が難しくなるはずです。開発中テストプレイではほぼ人数固定だったため、それを洗い出すところまで行けませんでした。リリースして不特定の多人数に遊んで貰うことによって初めて発覚した問題と言えます。
以上の理由及び拡張セット頒布がまだ先である事から、今回「+5」の《Sk園田智代子》を拡張セットに同梱することに加えて印刷用画像データの公開も行うこととしました。
補足
実際に印刷所で印刷して貰うデータはもちろんもっと高精細のデータです。PDFを高精細にJPGにするのは中々難しいですね……。