【28355!】第2版の修正点

投稿者: | 2019-09-23

歌姫庭園20(2019/09/22)から28355!第2版の頒布を開始しました。こちらの記事では、初回版に比べどこが変わったのかをご説明します。なお、何かが増えた/減った/内容物の仕様が変わった、というような変更はありません。

1.説明書(ルール)の修正

体裁の整えなどは省略するとして、今回変えた箇所は2点です。説明書中にも【UPDATE!】と明記しているので実物またはpdfをご参照ください。

1-1.発揮値計算について

これは現時点ではアンティーカのうち3人のSk(サポート1枚を裏向きにしてジャンル+4)のみに影響する記載変更です。

旧版ではLINKアピール効果の[LINK]は「LINKアピール条件を達成した人数」としていましたが、これを厳密に解釈すると

  • アンティーカ5人で5枚編成を組み、その中にアンティーカのSkがあった
  • 効果を実行しサポートを1枚裏向きにした
  • LINK条件達成(表向きの4人で)
  • LINK効果を実行しサポートを1枚表向きにした

という状況になった時、LINK効果で「ジャンル+4」を得られるように読み取れます。製作意図ではもちろん「ジャンル+5」を得る想定です。
(そのためにLINK効果で表向きにするようにしています)

今回、記述を変更し「ユニットの編成内の人数」としました。アンティーカ以外では元々影響はありませんし、アンティーカでも5人LINKした時だけ(そこで他プレイヤーもLINKアピールを発揮し勝敗がきわどくなって、説明書を厳格に適用しようとした時だけ)問題となる事項なので、ここを書き変えてもほとんど影響は無いはずです。

1-2.オーディション審査の順番について

旧版では、流行順位が同じジャンルの審査順は「該当ジャンルのカード1枚ずつからランダムに引いて順位を決める」としていましたが、ハッキリ言って面倒ですし自分含めて観測範囲内では誰もやっていませんでした。

この手順はオンラインQA-17でも解説したとおり「ごくまれにあるかもしれないややこしそうな問題」を防ぐため規定していたものでしたが、それが発生する確率(そしてその状況になったことをプレイヤーの誰か一人でも気付く頻度)は相当低いと思われます。少なくとも自分は一度も気付きませんでした。

発生するしないはともかくとして、この問題は審査順が「プレイヤーが介入しない方法で一意に決定」すればどのような方法でも解決できます。今回は、実際のプレイで良く採用されている「早く登場した順」にすることにしました。

流行外の順番決めは面倒ですが、これが原因で上記の問題が発生するとしても影響するのは勝利点1☆分(たまに2☆)のみです。厳格に順番を決めるために何かの手順を行うよりは、ささっと全員の同意で決めてしまった方がゲームもスムーズに進行するでしょう。

2.パッケージの修正

旧版では「スコアマーカー…5個」となっていますが、実際にはリリース直前で汎用キューブ(緑)2個を追加したため全部で7個入っています。今回ここを内容物に合わせて「マーカーキューブ…7個」に修正しました。
頒布時期によっては印刷では無くシールでの修正になっている場合があります。