というわけで『第9回シャニマスカードゲーム『28355!』を遊ぶ会 – 28355!×9』を無事終えることができました。
参加頂いた皆様、ありがとうございました!
せっかくなので感想を色々書いておきます。後は秘密の種明かし。
開始
今回は9人参加ということで最大3卓建ちました。
一部の参加者は途中参加・途中退場があったのでずっとというわけでも無く、4人卓や2人卓も何度か建ちました。
28355!は2人~4人戦のどれも異なるプレイ感なのでそれが全て建ったのはとても良かったですね。
このツイートは第1戦第1手札(3人戦・基本セット)。初手まみみをどうするか悩ましい(この手札ならまず確実に左2枚が帰ってくるので、Vi結華を拾ってまみみLINKを狙いやすそうだった)。
会の開始前に成功祈願した川崎大師のおみくじが余り良い結果では無かったのでまみみ拒否。結果は3人戦2位タイ…やはり摩美々を信じるべきだったのか…?
中盤
今回の会は最大9人=3×3ということで3人戦が一番多く建っていました。
3人戦はドラフトでカードを選びやすく(5枚の手札を流すと2枚帰ってくるから)、ユニットやジャンルを揃えやすいです。しかし15枚分のカードが山札に残ったまま終わるのでそもそもアイドルがゲーム中に登場しないという場合もあり、ユニット揃えの為にスルーの余裕が余り無いという厳しい環境でもあります。
ノクチル・シーズをセットに含めると3人+2人という変則Pユニット☆5を狙えるのは面白いところ。とりあえず☆2、から☆4(ノクチル)や☆5(2+3)を狙うのは夢があり、実際やってみると2+3は案外難易度も高くない(作りやすいとは言っていない)。
このツイートの回は2編成目1枚目のSkにちかがポイントですね。にちかの効果は一番左参照なのでここにあっても全く意味が無いのですが、他プレイヤーが1編成目を4人以下で改行していたのでここで初手ピックしておかないと非常にまずい、と仕方なく配置。次にSk283プロが来たので、この時点でユニット☆2+3を狙うことを決心した…という流れ。結果は流1☆5+Pユニットボーナス☆5=☆10でトップ。
終盤戦
今回は途中参加途中退場の方もいまして、7人になったタイミングで7人戦を試してみました。計算してみたらカード枚数がぴったりだったので、やってみたかったんですよね。
28355!のカードをほぼ全て使うので1ゲーム中に全てのアイドルが登場します。手札5枚だとドラフトが1周もしないのと、ユニットが多くてまず揃わないだろうということは事前に予想できていたので
・始めにユニット別283プロ(オールマイティ)を配り非公開、好きなタイミングで配置できる
・手札7枚スタートで2周
という変則ルールとしました。これにより配布されたユニット別283プロのカードが実質自分の担当になる正体隠匿要素が生まれました。
わちゃわちゃしててそこそこ面白かったのですがまあ…ゲームになっていたかと言われると正直…。
ただ、いい経験ではありました。計算上可能であればとりあえず試してみる。それができる場、環境を作れた。毎回1つのゲームしかやらない会で新しい事をできた。これは確かに良かった点です。
1ゲーム会内で7人卓が建つこと自体がまずそんなに無いですからね…。
7人戦の後はもう1人離脱され6人になったので、4人卓+2人卓で回して時間いっぱいまで。
2人戦も中々おもしろいので数回遊べて良かったです。
7人戦の裏の目的
実はこれは誰にも言っていなかったのですが、今回の7人戦は「もし28355!にユニット追加ではない拡張を出すとして、手札ドラフトとは別にカードを配り使用できるルールを導入したらどうなるか」という実験も兼ねていました。
本家シャニマスには編成のシステムに「ゲスト」と「プロデュース持ち込みアイテム」があるので、もし28355!に組み込むならそのどちらかだろうというのは基本・拡張設計時に一応考えたことがあります。ゲーム開始時にユニット別283プロを配る、というのはその可能性を探る目的でもあったのです。
結果としては、「事前カード配布、ゲーム中に発動」という要素は今回オールマイティのカードで単純な効果でしたがそれでも「どのタイミングで使用するか」という点でかなり混乱を招きそうでした。
効果発動宣言の割り込みがゲームテンポも阻害しているというのは実際のプレイ中に感じ、これがより複雑な効果だとおそらくややこしいだけでそこに新しい面白さを導入できるかは疑問でしょう。同時行動即解決が28355!の売りなのでそこは削ってはいけない。
…というようなことが分かったのが秘密の収穫でした。
参加された皆様には無自覚に危険な実験に手を染めさせてしまい申し訳無い。だが開発者はそのゲームにおいて神なので、これは仕方ないことなのだよ。
会を終えて
1日中同じゲームを遊べる会が成立する、それだけ付き合って頂ける自分のゲームのファンがいるというのはとてもありがたく、うれしいですね。作者冥利に尽きるというものです。
今回は川崎大師の公民館的な場所を初めて利用してみましたが、電車の本数も多く駅近の物件ということもあり場所的な評価も中々でした。備品のテーブルも問題無し。和室なのでずっと座っていると姿勢が厳しい点は無くも無いですが。
特に今回の場所は会場料金が非常に安価なので気軽に開催できていいんですよね…。
川崎は南武線、東海道・京浜東北、京急、と多方面からアクセスしやすいという地の利があります。積極的に利用したい。
(せっかく川崎施設利用会員カードを作ったので)
おまけ
されってなんだ。
当日は雲一つ無い行楽日和でした。こんな日に一日籠もって快適なエアコン効いた部屋の中で好きなボードゲーム延々してるなんて……!